【Webエンジニア向け】簡単に理解できるアクセシビリティチェックについて
アクセシビリティチェック
アクセシビリティ対応を行ったページが、基準を満たしているかを確認する事を指します。また、HTMLコード・リンクが正しいかなど基本的な確認も含めます。
当たり前ですが,,,(笑)
上記を踏まえて、確認項目をまとめると下記の3項目になります。
- アクセシビリティの基準を満たしていることを確認する。
- HTMLのコードが正しいことを確認する。
- リンク先が正しいことを確認する。
まとめてみると、意外に少ないように感じますが、アクセシビリティ基準を満たすことをスケールダウンさせ、仮にレベルAAAを目指す場合は、合計61項目の確認項目があります。1ページごとに61項目の確認するのは骨が折れます,,,
なので、「アクセシビリティ基準を満たすことを確認する。」のではなく「アクセシビリティ基準を満たしているコードを使用する。」ことで確認の手間を省きます。
また確認の際には、下記のツールを使用することで、作業を簡易的にし効率化に繋がります。
- Michecker
- HTMLValidator
- W3C
- BROKEN LINK CHECKER
Michecker
Micheckerとは、高齢者や色覚障がい者などどのような ユーザーでも操作しやすいものになっているかチェックする、アクセシビリティ対応したツールである。
総務省が提供しており、利用環境に制限がある。
総務省ホームページにてツールが提供されている。
HTMLValidator
HTMLValidatorとは、入力チェックのことであり、主に入力内容や記述内容が要件を満たしているか、妥当性を確認することである。 入力チェックのことであり、主に入力内容や記述内容が要件を満たしているか、妥当性を確認することである。
下記の3要素が概ねValidatorにあたる。
- 入力チェック
- 書式チェック(データの形式チェック)
- 妥当性の確認
W3C
HTMLやXMLの標準規約を決めるなどの活動を行っている。
例えば、webページの表示は、ブラウザによってレイアウトが変わってしまう問題を抱えている。
ブラウザやバージョンの互換性を保証することは、ユーザの使いやすさや開発者の負担軽減につながる。
互換性を保証するために、Web標準規格を準拠させることを推奨としており、規約を定めている。
W3Cなどでツールが提供されている。
BROKEN LINK CHECKER
BROKEN LINK CHECKERとは、リンク切れの確認を行うツールである。
ページ上から外部・内部のサイトへのリンクを貼った中で、リンク切れがあるかどうかを、一括チェックしてくれる。
まとめ
アクセシビリティチェックは範囲が広く、基準が曖昧である。その為、チェック自体にも、ある程度のラインを設ける事が必要であると思う。
なので、ツールを上手く活用し、一定の品質を保つことが重要である。