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【Webエンジニア向け】簡単に理解できるアクセシビリティについて

アクセシビリティについてご存知でしょうか?

アクセシビリティとは、近づきやすさ、利用しやすさ、などの意味を持つ英単語です。 IT分野では使いやすさや利用しやすさを意味するユーザビリティに近い意味として使われることが多いです。

正直なところ、Webページを作成するにあたり、気にしたことがなかったです。

しかしながら、Webのアクセシビリティ対応は海外の公共機関では、法律による義務化がなされているほど重要な対策です。

今回はアクセシビリティについて、簡単にまとめてみたいと思います。

 

アクセシビリティ対応とは?

アクセシビリティ対応とは、年齢や身体障害の有無に関係なく、誰でも必要とする情報に簡単にたどり着け、利用できることをいいます。

例えば、画像は視覚で確認するものですが、視覚障がい者の方の場合はどうでしょう?

視覚障がい者の方は音声認識機能を使用して、テキストの内容を把握しています。画像の場合は「alt=""」に画像内の情報を記述することにより、内容を伝える事ができます。

その為、画像に意味の伝わる内容の「alt=""」を記述することにより、アクセシビリティ対応していることになります。

このように、アクセシビリティ対応するにも幾つか要件があります。また、満たした要件によって「A/AA/AAA」の様に、レベル分けがされています。

レベルA/AA/AAAとは?

レベルA、レベルAA、レベルAAAの3つの適合レベルはJIS X 8341-3: 2016に記載されています。各適合レベルにおいて、満たすべき基準が定められています。

基準とは、ページの作成において対応すべき個別の要件を規定したもので、レベルAは25項目、レベルAAは13項目、レベルAAAは23項目の合計61項目あります。項目数が多い点で既に、難易度が高いことがわかります。また、1つ1つの要件の内容も達成が難しい基準となっております。

 

レベルA(25項目)

1.1.1 非テキストコンテンツに関する基準

1.2.1 収録済みの音声しか含まないメディア及び収録済みの映像しか含まないメディアに関する基準

1.2.2 収録済み音声コンテンツのキャプションに関する基準

1.2.3 収録済みの映像コンテンツの代替コンテンツ又は音声ガイドに関する基準

1.3.1 情報及び関係性に関する基準

1.3.2 意味のある順序に関する基準

1.3.3 感覚的な特徴に関する基準

1.4.1 色の使用に関する基準

1.4.2 音声制御に関する基準

2.1.1 キーボード操作に関する基準

2.1.2 フォーカス移動に関する基準

2.2.1 調整可能な制限時間に関する基準

2.2.2 一時停止、停止及び非表示に関する基準

2.3.1 3 回のせん(閃)光又はいき(閾)値以下に関する基準

2.4.1 ブロックスキップに関する基準

2.4.2 ページタイトルに関する基準

2.4.3 フォーカス順序に関する基準

2.4.4 文脈におけるリンクの目的に関する基準

3.1.1 ページの言語に関する基準

3.2.1 オンフォーカスに関する基準

3.2.2 ユーザーインタフェースコンポーネントによる状況の変化に関する基準

3.3.1 入力エラー箇所の特定に関する基準

3.3.2 ラベル又は説明文に関する基準

4.1.1 構文解析に関する基準

4.1.2 プログラムが解釈可能な識別名、役割及び設定可能な値に関する基準

 

レベルAA(13項目)

1.2.4 キャプション(ライブ)の基準

1.2.5 音声解説(収録済み)の基準

1.4.3 コントラスト(最低限レベル)の基準

1.4.4 テキストのサイズ変更の基準

1.4.5 文字画像の基準

2.4.5 複数の手段の基準

2.4.6 見出し及びラベルの基準

2.4.7 フォーカスの可視化の基準

3.1.2 一部分の言語の基準

3.2.3 一貫したナビゲーションの基準

3.2.4 一貫した識別性の基準

3.3.3 エラー修正の提案の基準

3.3.4 エラー回避(法的,金融及びデータ)の基準

 

レベルAAA(23項目)

1.2.6 手話(収録済み)の基準

1.2.7 拡張音声解説(収録済み)の基準

1.2.8 メディアに対する代替コンテンツ(収録済み)の基準

1.2.9 音声だけ(ライブ)の基準

1.4.6 コントラスト(高度レベル)の基準

1.4.7 小さな背景音,又は背景音なしの基準

1.4.8 視覚的提示の基準

1.4.9 文字画像(例外なし)の基準

2.1.3 キーボード(例外なし)の基準

2.2.3 タイミング非依存の基準

2.2.4 割込みの基準

2.2.5 再認証の基準

2.3.2 回のせん(閃)光の基準

2.4.8 現在位置の基準

2.4.9 リンクの目的(リンクだけ)の基準

2.4.10 セクション見出しの基準

3.1.3 一般的ではない用語の基準

3.1.4 略語の基準

3.1.5 読解レベルの基準

3.1.6 発音の基準

3.2.5 要求による変化の基準

3.3.5 ヘルプの基準

3.3.6 エラー回避(全て)の基準

みんなの公共サイト運用ガイドライン(2016年版)より引用

 

アクセシビリティ・サポーテッド

上記すべの要件(レベルAAA)を満たすのは、極めて難易度の高いことであり、開発者に負担がかかります。

コンテンツ側の実装技術と、ユーザーエージェント/支援技術側の対応状況の折り合いがついて、初めてアクセシビリティが実現する、という考えかたがあります。

また基準を満たすために、基準を満たしているモジュールの作成・チェックツールの使用等が必要になってきます。

 

まとめ

アクセシビリティについて、簡単に記述しました。

アクセシビリティ対応するには、多くの基準があり、難易度が高いです。

しかし、すべての利用者に不自由なく使用するためには必要な対応だと考えています。

むしろ、対応することが当たり前になるといいと思います。

その買うを、もっとハッピーに。|ハピタス